西区木材協同組合

平成27年度 地域材利用の木材関係者等への支援対策事業

西区木材協同組合

実施概要

 神奈川県木材協同組合傘下の横浜 西区木材協同組合、厚木愛甲木材協同組合、相模原木材市場を中心にとなり県産木材、地域材利用拡大を図ることを目的として、川上から川下までの各生産者、流通業者、施工者、消費者に対して、現在おかれている日本の木材の現状の把握や木材の有効な利用方法、木材を使用することによる各種効用等の普及を図るための各種イベントや研修会を実施しました。

①モデルルーム製作展示及び普及宣伝
実施日:平成28年4月1日~平成28年10月31日

会場 :神奈川県木材業挙動組連合会会館5階

対象:一般消費者、工務店、木材業者、設計士

実施内容:木材会館の内装、床、壁、天井に杉、桧材使用
建具及び枠を桧無垢材にて製作、システムキッチン、洗面台も無垢桧にて製作 桧羽目板は自然塗料にて塗布、木材活用の多様性を表現した。また看板、既存照明器具カバーを木材にて作成、椅子、テーブル、座卓、収納スペースもすべて杉、桧にて製作した。
 
宣伝普及 :エリア新聞に3回モデルルームの案内を掲載。日刊木材、日本住宅新聞にも同様に各一回実施中の案内を掲載
 
 
   
②看板アメニティ製作
展示場入り口ディスプレーのため、木のオブジェ、幟旗、案内看板を製作、来場者へのアメニティも作成、配布
 
③パンフレット製作
展示場にて来場者に配布、神奈川県森林再生課主催のかながわ家づくりフェアー2016のイベントにて配布500部作成。
また別途かながわ家づくりフェアー会場用にパンフレット100部作成
 
④県産木材啓蒙DVD作成
 目的 :西区木材協同組合の日々における県産木材活用、啓蒙活動の案内を通して県産木材利用拡大を一般消費者、工務店、設計事務所等に図るべく、木材博物館の岡野館長にご協力を頂き100セット製作、配布する
 
⑤県産木造住宅利用拡大研修会開催
目的:住宅づくりにおいて必要となる、履歴管理や県産材で造る規格住宅ついて講習会を開催し今後の住宅造りに役立てる。
実施日:平成28年6月9日
会場 :神奈川県木連会議室
講師 :(株)いえとまち 河浪社長
参加者:15名
講習内容:住宅の履歴管理、インスペクション、規格住宅を消費者に提案。

 
⑥県産木材製材工場、桧合板工場見学会
目的:県内の製材工場、バイオ乾燥機、近県の桧合板工場を見学し、最新の乾燥技術や最新式の桧合板工場を見学し、今後の県産木材の普及に役立てる。

開催日時:平成28年9月23日8時~18時まで
開催場所:(株)木材工房あしがら(製材工場、バイオ乾燥機、プレカット)
     (株)ノダ 富士川ひのき合板工場
参加者 :10名
写真
 左 :あしがら工房バイオ乾燥機
 左下:ノダ工場概要説明
 右下:ノダ合板工場外観
 
⑦神奈川県産木材住宅普及イベント実施

事業内容
(1)神奈川県産木材住宅普及イベントの実施
日付:2016年4月9日(土)10:00~17:00、10日(日)10:00~16:00
会場:(株)相模原木材センター敷地内
対象:相模原市近郊にお住まいの方
来場人数:50名

≪イベントの目的≫
・地域の木材の有用性を訴え、県産木材の使用量を増加させる
・地域工務店が県産木材を使用した住宅づくりに取り組む意欲を高める
・長期優良住宅・低炭素住宅等、高性能住宅の情報と共にPRすることにより、地域産材を使用した住宅の付加価値を高める

≪イベント内容≫
神奈川県産木材を使用した住宅の実物展示、地域工務店によるブース出展、住設・建材メーカーによるブース出展・設計プランの提供(抽選)、神奈川県の設計士による設計相談コーナー

≪参加事業者≫
施工事業者 :金子建設(株)、(株)翔工務店、創和建設(株)、山登土地開発(株)、
       (有)山本木材
その他事業者:神奈川県建築士事務所協会相模原支部の設計士、(株)アルシステム、
(株)ウッドワン、(株)栄住産業、クリナップ(株)、テクノウッドワークス(株)、東洋テックス(株)、日本モーゲージサービス(株)、パナソニック(株)

実施主体:永く住みつぐ家守りの会・・・2015年6月発足。神奈川県相模原市、町田市の地場工務店を中心に、流通業者、製材所、森林組合など40事業体が加盟。神奈川県産木材を使用した、長期優良住宅等の高性能住宅づくりに取り組んでいる。
   


事業実施により得られた効果

 モデルルームには多くの方々に見学を頂き、県産木材使用(桧、杉)の内装の魅力を感じていただきました。また、神奈川県森林再生課や神奈川県建築士事務所協会の建築士・設計士等も見学することで、県内での新たな木材利用のヒントになったと思われる。アメニティは杉、桧を使用してレーザー加工し、木の持つ素晴らしさを存分に発揮できた。
 作成したパンフレット・DVDを今後も活用し、県産材の普及啓蒙に生かしていきたいと考えます。また県内の材木店、工務店に県産材の活用を促し、県内外の製材工場やバイヲ乾燥、桧合板工場見学をすることで、改めて県産材活用の意義を訴えその必要性の認識を確認できました。
 神奈川県産木材住宅普及イベントは事務局が把握している案件としては新築2棟、リフォーム3件が見込めた。今回は市内中心部において実施、市街地からの方が多く来場され、市内県内の森林状態・地域材活用の重要性を知って頂くことが出来ました。過去に行った同様のイベントと比べて、20~40代の若い世代の来場者が多かった傾向が見られました。平成27年より行ってきた取組イベントも今後工務店、消費者を巻き込んだ広報の場として活用することが出来た

 

今後の課題と次年度以降の計画

 モデルルームの活用の一環として、カルチャースクール等の利用を通しての宣伝活用を図ったが、モデルトイレ、仮置きシステムキッチンのため給排水の利用が出来ないために、見学者以外のために活用をうまくする機会を逃した。次年度は実際に利用して活用する展示スペースとなるように考えたい。
 神奈川県産木材住宅普及及びイベントは残念ながら目標に届かず、開催場所や時期、内容等の見直しが必要と感じた。28年度も継続して地域工務店と協力して、各種制度を有効に活用した家づくりを目指していきたい。