宮崎県地域材利用促進協議会

平成27年度 地域材利用の木材関係者等への支援対策事業

宮崎県地域材利用促進協議会

実施概要

①展示会の開催
A.1)日付:平成28年6月2日(木)~3日(金)
  2)会場:マリンメッセ福岡
  3)来場者数:約5,000人
4)内容: 名称「九州住まいの建材・設備フェア」で、宮崎ブースでは、当会員のウッドエナジー協同組合、吉田産業(株)、川上木材(株)が主体となり、木造倉庫の模型、CLT、集成材等のカットサンプルの展示、県内17社のリーフレットを配布しPRに努めた。また、「みやざきスギ」に関するアンケートも実施した。来場者からは、木造倉庫のメリットについての質問が多く、県内製材所の製品についての供給体制にも問いがあった。
 
B.1)日付:平成28年6月10日(金)~11日(土)
  2)会場:福岡国際センター
  3)来場者数:約8,000人
4)内容: 名称「ハウズフェスタ2016」ヤマエ久野(株)主催で、宮崎ブースでは、当会員の木脇産業(株)が主体となり、スギ乾燥柱構造材、壁板等のカットサンプル展示、県内17社のリーフレットを並べ、用途に応じた多品種少量、邸別注文に対応できることなどを説明した。アンケート調査では、家を建てる時は木造住宅を希望する方が多かったが、材料費が高いイメージがあるように感じた。また、「みやざき犬」ぬいぐるみキャラクターも参加し宮崎ブース前では、子供達に大変な人気ぶりだった。
 
C.1)日付:平成28年6月25日(土)~26日(日)
  2)会場:ポートメッセなごや
  3)来場者数:約39,000人
4)内容: 名称「ナイス住まいの耐震博覧会」で、第2展示会では「木曽川流域のつながる家」と題した実物台の構造躯体も登場し、木の体感ゾーンでは外装材やウッドデッキ、ガーデンニングといったエクステリアを紹介、また、国産材を使用した家具や小物も展示してあった。宮崎ブースでは、宮崎スギを使った躯体、スギ丸太(輪切)板材カットサンプルを展示。県内メーカーのリーフレットの配布、アンケート調査等を実施した。木育コーナーでは、宮崎スギで作ったつみきを使用し、多くの子供達で終日賑わっていた。

会場内

宮崎県ブース
 
D.1)日付:平成28年9月17日(土)~19日(月)
  2)会場:東京都千代田区有楽町丸の内中通り
  3)来場者数:約6,000人
4)内容: スギ生産25年連続日本一のPR及び県産スギの利用拡大や普及啓発に関する取組を紹介するとともに、カタログ等で木材利用の社会的、環境的な意義等について周知を図った。また、来場者を対象にアンケートを実施して、県外での宮崎県産材の認知度及び利用者のニーズ調査を実施した。更に木材と親しむ機会を提供する親子で楽しむ木育ワークショップを実施し、木によるものづくりを通して、道具の使い方やものづくりの楽しさを体感してもらった。
 
E.1)日付:平成28年9月17日(土)~18日(日)
  2)会場:マリンメッセ福岡
  3)来場者数:約16,600人
4)内容: 名称「ナイス木と住まいの大博覧会」で、宮崎県側からはヤマワ木材(株)の他14の企業の協力いただき11名に参加頂いた。このような「みやざきチーム」一丸の取組が評価され金賞を受賞することができた。
宮崎ブースでは、宮崎スギ材をふんだんに使った躯体、スギ丸太、板材のカットサンプル、木工製品も多数展示し、ブース内でアンケートを実施し、記入いただいた方には、宮崎スギで作った「たまご」をプレゼントし非常に好評だった。
 
F.1)日付:平成28年10月12日(水)
  2)会場:福岡市木材協同組合
3)内容: 九州優良材特別市が、午前11時、福岡市木、武田副理事長の開市の挨拶後、買方約70名、宮崎出荷者は11業者21名が参加し「市」が始まった。
総出材積約2,000m3のうち宮崎県産材の出品は約800m3(40%)、売上材積340m3、売上金額13,000千円であった。市況については構造材(柱、桁)はプレカット工場に直納が多く、小割中心の買いが目立った。なお、全体の印象として製品価格を押し上げる力に欠け、丸太高の製品安基調がつづいていると感じた。閉市後、抽選会などがあり、15時に終了した。
 
G.1)日付:平成28年10月14日(金)~16日(日)
  2)会場:沖縄コンベンションセンター
  3)出席者数:約15,000人
4)内容: 前回のトータルリビングショーで来場された建築会社から公共事業の慶良間諸島の阿嘉地休憩所、展示棟をウットデエナジー協同組合が受注し、宮崎県産材で出荷した実績を残すことができた。今回もウッドエナジー協同組合、吉田産業(株)、高嶺木材(株)の他に県内17社のリーフレットを配布し積極的にPRに努めた。今回の展示会でも2件ほど問い合わせがあり、これからも沖縄での公共事業で宮崎県産材販売拡大が期待できると思った。また、ブース内ではアンケートを実施し、記入いただいた方には、宮崎スギで作った「割り箸」をプレゼントした。
 
H.1)日付:平成28年10月26日(水)~28日(金)
  2)会場:東京ビックサイト
  3)出席者数:約36,000人
4)内容: 県産材の販売拡大を狙い、第38回ジャパンホームショーに出展し宮崎県産材を使った構造用集成材、KD材の展示を行った。また、日本住宅木材技術センターの木造住宅新工法性能認証を取得した低コスト木造倉庫の模型、設計、施工要領書、実大棟パネルを展示し東京でのアピールを行った。ブース内ではアンケートを実施し、記入いただいた方には、宮崎スギで作った「割り箸」をプレゼントした。

宮崎県ブース
 
 
②木育活動
1)日付:平成28年7月26日(火)~8月2日(火)
2)会場:イオンモール宮崎2Fイオンホール
3)出席者数:約4,700人
4)内容: 宮崎県産材のスギを使った遊具(ジャングルジム・ウッドマウンテン等)で遊んでいただくことや、ワークショツプを通して県産材に親しんでいただき「木」の魅力を認識していただいた。
また、店内には、県産木製品展示及び販売コーナーを設置し、多くのお客様で賑わった。

会場入り口

ワークショップ
 
③セミナー&バス見学会
1)日付:平成28年8月27日(土)
2)セミナー会場:宮崎県木材利用技術センター バス見学場所:都城地区製材業事業協同組合
3)出席者数:約30人
4)内容:午前中は、工務店の立場から宮崎県産直住宅事業協同組合理事長の高橋氏に、木の温もりや、木造軸組在来工法による木材知識を学ぶ講演。また、設計の立場から、宮崎県建築士会会長 松竹氏にスギの強度、間取りの取り方等などをスクリーンを使用し講演いただき、参加者からは大変勉強になったとの声が多かった。講演後は、セミナー会場となった木材利用技術センターを担当者の案内で見学し、日頃見ることのない強度試験機、高周波減圧乾燥機などを見学した。午後からは、原木市場、建築中の木造住宅を見学し参加者の皆さんには、木造住宅を身近に感じていただいた。これからマイホーム建築を計画されている方には、大変参考いただける内容になった。

バス見学会
 
 
 
④広報活動
  • 宮崎日々新聞関連:住宅や非住宅の施設など県産材活用事例等を取材し、セミナー、木造住宅バス見学会の案内、木造住宅の魅力に関する広告を新聞掲載した。
  • 福岡ソフトバンクホークス宮崎キャンプにおける「宮崎県産材スギ」を使った売店ブースの装飾:秋季キャンプ、春季キャンプが宮崎市「生目の杜」運動公園にて行われ、期間中には、県内外より約35万人が来場され、名実ともに日本一のキャンプ地となっている。この来場者にスギの良さを身近に感じもらうため、売店25ブースを宮崎スギに装飾することにより、宮崎スギ生産25年連続日本一を実感してもらい、需要拡大に繋げることにした。
 

事業実施による得られた効果

展示会開催については、東京、福岡、沖縄と7箇所で実施したことにより、広く県産材の需要拡大図ることができた。2年目の沖縄展示会では、建築会社から2件の公共事業の受注があり、着実に効果がでてきている。
木育活動は、年々家族連れの参加者が目立ち、特にワークショツプでは、行列ができ「木」に関心があることを実感した。セミナー&バス見学では、宮崎県木連が主催することにより、安心して参加することができ、木造住宅の普及以外にも消費者との信頼関係ができた。また、今回事業を通して特に感じたことは、県内の木材材関係に携わる方は、皆さん「木」の良さを伝えたい気持は一致し、どうにかしたい気持を持ちながら、なかなか実行できなかった所があったが、この「地域材利用拡大緊急対策事業」のおかげで、多くの県内事業所が参加できた。このことが消費者の求めるものが何かを少しでも理解し学べたことは非常に大きな効果のひとつであった。
 

今後の課題と次年度以降の計画

  • 今後の課題:県産材の需要拡大を図るため、今後A材大径材を活用した構造材等の製品を流通に乗せていくためにどうしたらよいか。特に、心去り構造材については、商品化や販売が促進されるよう積極的に考える必要があると考えております。
    (公共施設や商工業及び福祉施設など非住宅分野における木造化、木質化を一層の推進)
     
  • 次年度以降の計画:上記で記述したように、展示会等では良い効果がでてきている昨今、ここでとぎれることのないよう、今後も一般消費者は勿論、工務店、設計関係者を取り込んだ展示会の開催。また、消費者の方が直接、原木市場、木造住宅建築現場にいき直接「木」に触れて、見ていただくバス見学の実施。