土井木工株式会社

平成30年度 A材丸太を原材料とする構造材等の普及啓発事業

土井木工株式会社

事業計画


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実施概要

事業の目的
 昨今、国産材の使用を求められている一方で、家具業界は国産材の家具がほとんどなく、外国産材で作られた家具の市場に溢れています。そんな中、国産材の家具の需要を伸ばすには、広島県産のA材を用いた家具及び木製品の開発と、新しい販路を開拓し広島県産のA材のPR活動が必要です。
 現在、広島県の面積85万haのうち、61万ha(72%)が森林であり、県内の民有林面積(56.3万ha)のうち、人工林が17万ha(30%)、天然林が36.8万ha(65%)です。また人工林のうち主に製材用として用いられる杉と檜が14万ha(85%)を占めています。
 この杉と檜を使うことで森林のサイクルも良くなり、広島県産のA材の利用促進と森林保全の取り組みにより、実際の森林を「[見る]・[聴く]・[応える]活動」を進めることで家具作りの他にも、地域の工務店やビルダーと協力した公共建築物の木造化・内装木質化の取り組みと、木座右に対する親しみや木の文化への理解を深める「木育」を一層強化した促進活動を未来に向けて発信していくことを目的としています。

 
事業内容
1)広島県産A材を使用して製作した木製品の新しいブランドの立ち上げ
広島県産A材で木製品を作るだけでは広く認知することが困難なため、一般ユーザーの選択肢の一つに含まれるようブランディングすることが必要です。一過性のものではなく、ストーリーを作ることで次の世代にも受け継いでもらえるような取り組みを作ります。

2)販促商材を製作し、全国の工務店、インテリアショップに新しいブランドをアピール
A3用紙の紙媒体の広告と、ホームページの作成。また紙媒体は展示会等でも配布することができ不特定多数の方にも認知して頂くことが可能です。

3)1)で開発したモデルを「WOODコレクション モクコレ2019」に出展
国産材を使った製品のみを展示する展示会に出展することで、新しい市場に向けてのアピールと、新しいユーザーに知ってもらう機会があります。また2)で製作した広告媒体を使用することで広く認知して頂くことが可能です。

 
活動内容
1)森を知る
 
ものづくりの川上から川下までの工程を一貫して行うために、広島県の林業に関わる方々と、広島県の檜のA材について、実際に丸太を倒木することから始めた。

2)製材に立ち会う。
 製材から天然乾燥、人工乾燥を一貫して行える協力会社と連携をとり、外国産の材料ではできない丸太の製材の立ち合いから始め、商品の顔となる木目を製材の段階からコントロールできるメリットもある。また一本ごとに製材するので連番のA材が確保でき、高付加価値のA材としてアピールできる。家具業界において耳付きの材料が確保出来ることも一般消費者にアピールできる点と考える。

3)ブランドロゴコンセプトの構築

4)普及活動への商材
A3サイズの広告  

ブランドホームページの作成
 
 

5)商品開発
 通常家具用には使わない建材用の太い檜材をふんだんに使用した椅子の開発を行いました。背もたれからアーム部分にかけて三角形を基準とした削り出し加工により、座り心地と高級感を兼ね備えたデザインで新たな可能性を期待します。

6)WOODコレクション モクコレ2019への出展
 2019年1月29日、30日に東京国際展示場にて行われた「WOODコレクション モクコレ2019」にて5)で製作したWHOWOODの檜製の椅子と、丸太の長さをそのまま活かした長さ3m60cmのテーブル、備後デニムで製作したソファを展示しました。またWHOWOODのロゴを展示ブースに大きく張り出すことでブランドイメージを構築しました。
 弊ブースに訪れて頂いた方々には大変好評を頂き、広くアピールできたことが実感できました。
   
 

今後の課題と次年度以降の計画

 広島県産材の存在を知って頂くため展示会を通してPRでき、商品の評判も非常に良かったが、年一回の展示会であるため、PRできる頻度が低く、まだまだアピールできるイベントが足りません。今後も国際家具見本市やギフトショー等への展示会等へ積極的に参加し、広島県産A材をアピールしたいと考えています。
 またホームページやSNSを用いた広告媒体の強化(コンテンツの増加等)が必要となっています。業者さんへのアピールだけでなく、ユーザー様向けにアピールし、広島県産A材の存在を知って頂くことで、ユーザー様から業者様への逆提案することが理想の形と考え、今後の目標にしていきます。