一般社団法人島根県木材協会

平成28年度 地域材利用の木材関係者等への支援対策事業

一般社団法人島根県木材協会

実施概要

実施団体の説明
所在地  島根県松江市母衣町55
名称   (一社)島根県木材協会
代表者  会長 三吉 庸善
 
事業内容、事業結果
①木材利用に関する情報発信
 地域材による木造住宅を促進するため、木の良さをうったえるとともに、 県産材証明制度、各種助成制度等の情報を発信した。
②展示会の開催
 しまねWOODフェア2017は製材業者、工務店等の連携による地域材製品等の展示や木育関連の取り組みにより木の良さをPRし、今後の住宅分野  等における木材需要拡大を図るため開催した。
入場者数
 3,513人(1日開催)
開催場所
 出雲市  「出雲ドーム」
対象者
 一般消費者、工務店等
内容
・地域材による製材品等の展示
・地域材による木造住宅のPR
・木造住宅関連の建築資材の展示
・木育の推進(将来の木のファンを増やす。)
・その他
開催結果
・多くの来場者により木材製品の良さや木造住宅のすばらしさを直に見、触れていただきPR出来た。
・東京おもちゃ美術館から多くの木のおもちゃを持ってきていただき、子供さん方に触れて楽しく遊んでいただき木育推進に繋がったと考えられる。また、出展業者の小間においても木のおもちゃが展示され、お客を引き寄せていた。
・木造住宅資材である合板にも県産材が使用されていることが消費者に理解された。
・出展した工務店も各自特徴を出し、木造住宅の展示PRが行なわれた。
・工務店のほか畳、瓦、建具など住宅関連業界の出店があり業界関係者の交流の機会となった。
・ステージでは出展業者の商品等の説明が行われ、来場者に情報提供できた。
・アンケート結果においては木育関係が好評であった。また、住宅に木材を使用したい場所については柱や梁などの構造材だけでなく、床、外構、天井、壁などまんべんなく回答があり、多様な木材製品のPRや消費者のニーズに合わせた商品開発が必要と考えられる。
 

事業実施により得られた効果

①木材利用に関する情報発信
パンフレット、チラシにより広くPRできた。県産材による木造住宅の良さが理解され、県では県産材による木造住宅助成が行われているが、昨年同様好評で、H29年度予算が増額されたにもかかわらず秋には補助枠が無くなる勢いである。
 

今後の課題と次年度以降の計画

①当協会の人員が6月から1名減の2名体制となり、スケジュールなど対応環境が厳しい。
②東西に長い島根県で、これまで3回は人口の多い東部での開催であったが、西部地域での開催を望む声もある。来年度の開催については開催規模も含め慎重に検討していきたい。