大分県木材協同組合連合会

平成27年度 地域材利用の木材関係者等への支援対策事業

大分県木材協同組合連合会

実施概要

1 地域材消費拡大キャンペーン等の実施
(1)木と暮らし展等の開催
 ① 木と暮らし展
・開催日時:平成28年10月15日(土)~16日(日) 大分県別府市 別府公園
 大分県農林水産祭に合わせ、地域材の需要拡大を進めることを目的として第39回木と暮らし展を開催し、一般県民に対し木の良さや木造住宅の良さをPRした。
 今回は、特に広く県民に木材とのふれあいの場を提供したほか、木材の新たな需要が期待されているCLTの展示PRを行いました。(来場者数60,000人)

 ② 九州材フェア
・開催日時:平成28年10月21日(金) 福岡県小倉市 大分県木材協同組合連合会小倉市場
 第4回九州材フェアは、九州各県の行政、木材団体関係者をはじめ、九州ほか中国地方、関西地方等の多数の買主様にも参加いただき、盛況なフェアとなりました。九州各県の製材品等が出荷展示され、競り落とされました。(参加者数150名)

 ③ 住宅建材展示商談会
・開催日時:平成28年9月17日~18日 福岡県福岡市 マリンメッセ福岡
 ナイス住まいの耐震博において、九州の家の在来躯体を九州各県共同で製作し展示するとともに、在来躯体内のブースにおいて大分県産材の展示を行った。また、同会場において子供用椅子キッドを用いた木工教室を(株)ナイスと共催で開催した。(参加者数256,000人)
 
(2)木材消費拡大キャラバンの実施
 本県の人工林が本格的な利用期を迎える中、豊富な森林資源の循環利用は、地域に新たな産業を生み、地方創生に大きく資するものと期待されている。このため、大分県及び林業・木材産業関係団体が連携して、地域材利用の意義や木材の良さ等を広く県民にPRするとともに、市町村や企業等に住宅や公共建築物、バイオマス等幅広い分野における地域材のさらなる利用を喚起した。
 ①木材キャラバン出発式
  ・開催日時:平成28年8月24日 大分県大分市 県庁知事第一応接室
        終了後、副知事、県議会議長、教育長を訪問
  ・参加者数:50名
 ②木材キャラバン隊の訪問活動
  ・開催日時:平成28年8月29日~平成28年9月2日
・訪問先 :県内14市町村、学校法人5法人、銀行1社
 
(3)木材需要拡大広報(TVスポットCM)
  ・放映期間:平成28年8月22日~平成28年9月11日
  ・テレビ局:OBS、TOS、OAB
  ・放映回数:OBS:19本、TOS:20本、OAB:18本
  ※放映内容は、大分県木材協同組合連合会のホームページにて公開中。
 
2 木造建築推進セミナーの開催
・公共施設等の大中規模木造建築物の建設を推進するため、県内外の建築士を対象にして木材の特性、構造設計、防耐火等に関するセミナーを開催した。
   ・第1回:平成28年6月4日~5日 大分県日田市 日田木材協同組合会議室
       「林業・木材産業の実態」「木質系材料の知識」
   ・第2回:平成28年7月2日~3日 大分県日田市 日田木材協同組合会議室
       「防耐火設計」「木造建築物の展望と設計支援について」
   ・第3回:平成28年8月6日~7日 大分県日田市 日田木材協同組合会議室
       「構造設計」「意匠設計と構造計画」
   ・第4回:平成28年8月27日~28日 大分県日田市 日田木材協同組合会議室
       「最近の木材利用に関する展望と地方創生」「断熱性能・省エネルギー化」
   ・第5回:平成28年9月17日    大分県日田市 日田木材協同組合会議室
       視察…木材産業の現場・木造の学校施設や廃校・伝統的木造建築物等
 
3 地域材ハウスの開発・普及展示
 地域材を活用したDIY対応型ログハウス及び枠組壁工法部材を使用した室内型木造耐震シェルターを開発するとともに、「木と暮らし展」において普及展示を行った。
  ・普及展示:平成28年10月15日(土)~16日(日) 大分県別府市 別府公園
 
4 地域材新用途の普及促進
 地域材(スギ材)を活用した地盤改良工法(環境パイル工法)について、研修会でPRしたほか、現場研修会を2回開催した。
  ・研修会での説明 :平成28年7月19日 大分県大分市 大分県医師会館 参加者100名
  ・第1回現場研修会:平成28年8月18日 大分県杵築市 参加者31名
  ・第2回現場研修会:平成28年10月28日 大分県大分市 参加者17名
  ※H28.8.22大分合同新聞朝刊に掲載
 

事業実施により得られた効果

 木と暮らし展やTVスポットCM等の実施により、木の良さや県産材利用の意義への県民の意識向上が図られた。また、木材消費拡大キャラバンの実施により、市町村長や企業のトップに対して公共施設等の木造化に対する理解を深めてもらうことができた。
 更に、木造建築推進セミナーの開催や地域材ハウスの開発・普及展示、地域材新用途の普及促進等により、建築関係者等への意識改革が図られ、地域材の新たな利用促進への機運が醸成できた。

今後の課題と次年度以降の計画

 今後も関係事業体や行政と連携しながら、引き続き県内外における地域材利用拡大を推進する必要がある。
 また、CLT等を利用した大分県木材会館を建設し、大型木造建物のモデルとしてPRしたい。